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和歌山市議会、健康寿命延伸や子育て支援の重要性を議論

和歌山市議会で高齢者対策と子育て支援が議論され、吉本昌純氏が健康づくりと教育の質向上を提唱。
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令和元年12月6日、和歌山市議会の定例会が開かれ、議事は順調に進行した。

議題には、まず会議録の署名議員の指名があった。議長の井上直樹氏から宇治田清治氏、中尾友紀氏、松井紀博氏の3名の署名議員が指名された。

次に、一般質問が行われ、吉本昌純氏が登壇した。彼は主に高齢者対策と子育て支援の重要性についての質問を行った。特に高齢者の増加や要介護者の割合が高いことから、対策が急務であると指摘した。吉本氏は、人口減少や少子高齢化が進行している状況で、和歌山県の人口減少率の高さについても言及した。

吉本昌純氏は、特に健康寿命を延ばすための介護予防の推進が重要であると強調した。市が推進する「健康わかやま21」計画を取り上げ、具体的施策の進捗や今後の方向性を市側に問いかけた。

続いて、子育て支援についても質問を行った。幼児教育・保育の無償化が進む中、子育て支援法の改正により、保護者が安心して子供を育む環境の整備が求められると述べた。特に、発達障害のある子供への支援が不足している現状を訴え、質の高い教育の提供が必要であると指摘した。

高齢者対策に関して、健康局長の佐伯正季氏は、地域全体での健康づくりにおける施策を強化していると応じた。高齢者向けの健康体操や地域活動に参加することの重要性を説明し、運動習慣の定着を目指す取り組みの必要性を強調した。

一方、子育て支援についても、現在の整備状況の改善を図っていく方針を示した。吉本氏は、具体的な施策が不十分であることを批判し、保育士や支援の強化が必要とされる現状についても言及した。

会議の最後に、吉本氏は新たな試みとして、地域包括支援センターと連携し、高齢者向けの「健康長寿ホットステーション」の設置を提案した方針を示し、地域の高齢者が健康でいられる環境づくりの重要性を再確認した。

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議会名令和元年12月和歌山市議会定例会
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