令和2年2月17日、全員協議会が開催され、花山水系漏水の調査及び検証が議題となった。
井上直樹座長は、議員各位に感謝の意を表し、協議会の目的を説明した。漏水に関する詳細な資料が提供され、各出席者が説明を受けた。
尾花正啓市長は新型コロナウイルスの現状について報告し、県内での感染者状況を説明した後、花山水系漏水問題に移った。漏水の発見から修繕までの経過が詳細に説明され、混乱と迷惑を掛けた市民に謝意が示された。
白井光典企業局長は、具体的な漏水の状況を説明した。花山交差点内で漏水が発見され、影響は約3万5千世帯、人口で約8万人に及ぶ。修繕工事が迅速に実施され、断水を伴わない工法での対策が評価された。
協議が進む中、松井議員は情報公表について意見を述べ、速やかな対応の必要性を広く議論するよう促した。市長は、情報発信が適切でなかった点について反省の意を表明し、改善を誓った。
今回の漏水事件に関する検証は、関係者による意見交換を伴ったものであり、過去の対応や市民への情報提供の在り方が議論された。
特に、事前に断水の可能性を広報する必要性や、市民の混乱を軽減するための適切な情報発信の重要性などが示されている。