令和4年6月9日、和歌山市議会は定例会を開催し、さまざまな重要議題が取り上げられた。
まず、副議長の辞職が報告され、次いで新たな副議長に中塚 隆氏が選出された。
その後、議会運営委員会に関する定数の変更が審議され、委員の数が全体として減少することが決定された。
また、永年在職議員の表彰が行われ、在職25年の遠藤 富士雄議員と、在職15年の井上 直樹議員、山本 忠相議員、そして戸田 正人議長が表彰された。議長はこの表彰について、城下町和歌山市の発展に寄与した功績に対し深甚なる敬意を表した。
さらに、市長の尾花 正啓氏は、市の現状に関して報告を行い、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、地域経済の復興へ向けた取り組みを強調した。
「和歌祭四百年式年大祭」も成功裏に終了し、地域文化の魅力を再発見する機会となったと述べた。
また、令和4年度一般会計補正予算案が提出され、新型コロナウイルス対応として地域経済の活性化に向けた施策に重点が置かれた。本市は、小規模事業者への支援や地域バスの実証運行などを計画している。また、町のにぎわいを取り戻すための「わかやま城下町バル」支援も計画している。