令和5年9月21日、御坊市議会の定例会が開かれた。
この会議では、6つの議案が審議された。特に、市民文化会館に関する条例改正や火災予防条例の改正が取り上げられた。
午前10時01分に開議したこの会議では、最初に会議録署名議員の指名が行われた。次に、議案についての質疑が行われ、議員たちがそれぞれの意見を述べた。
総務文教常任委員長の宮路雅仁議員は、第49号議案「御坊市火災予防条例の一部改正」について、国の基準改正に伴う必要性を強調した。新たに規制対象となる蓄電池設備に関する基準を明確化することが目的であるとのことだ。
また、第50号議案「令和5年度御坊市一般会計補正予算(第3号)」では、法人市民税が急増した理由について説明があった。市長は、人件費や物価の高騰などが影響したと述べた。
委員からは、高齢者支援についての意見も出た。産業厚生常任委員長の村上宗隆議員によると、対象者を世帯非課税から本人非課税に拡充することで、700名程度の増加が見込まれるという。今回の予算に関連して、情報提供の重要性が指摘された。
さらに、第55号議案では、坂田豊氏の御坊市教育委員会委員の任命について同意が求められ、全議員が賛成した。市長の三浦源吾氏は、坂田氏の教育や文化への貢献を強調した。
議案はすべて原案通り可決され、定例会は予定通り進行した。議会は午前10時16分に閉会した。