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御坊市議会、一般会計及び介護保険補正予算を全員賛成で可決

御坊市議会は令和4年度の一般会計補正予算や介護保険補正予算を全員一致で可決。地域の生活基盤の安定に向けた施策が進展。
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令和5年3月6日に開催された御坊市議会定例会では、重要な補正予算案が可決された。今回の会議では、一般会計や介護保険、公共下水道に関する補正予算が審議された。

具体的には、第14号議案「令和4年度御坊市一般会計補正予算(第10号)」が提案され、市民の生活に直結する内容が多く含まれている。小川春美議員は質疑の中で、退職予定の職員数が7名で、来年度の新規採用予定者が9名であることに言及。新規採用が増えることは地域活性化に寄与すると強調した。

また、小川議員は地域公共交通バス路線確保維持事業費の補助金が昨年の倍近く増えていることに対して、その要因を明らかにしたいと質疑。総務課長の古谷守幸氏は、地域交通の維持が不可欠であると説明。県立高校や総合病院への通院など、多くの市民が路線バスを利用しており、そのための補助が必要と強調した。

次に紹介されたのは、第15号議案「令和4年度御坊市介護保険特別会計補正予算(第3号)」についてである。介護福祉課長の塩路芳基氏は、介護サービスの需要が増大している背景を説明した。この予算は昨年よりも2,000万円増加しており、高齢化が進む地域社会では高齢者に対するサービスが重要であると再確認される。

最後に、第16号議案「令和4年度御坊市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」も審議された。この補正予算には、公共インフラの維持管理に必要な資金が含まれ、市民生活における環境整備が意識されていることが印象的であった。

全ての議案は賛成多数で可決され、今後も市民のための施策が推進されることが期待される。議会終了後には、議員たちが地域の課題についての情報を共有し、更なる施策の創出に向けての議論が続くことが予想される。

議会開催日
議会名令和5年3月御坊市議会定例会
議事録
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