令和3年12月3日、御坊市議会では定例会が開催された。
議会では、会期の決定や補正予算案の承認が主要な議題に上がった。
特に第63号議案の「令和3年度御坊市一般会計補正予算(第6号)専決処分の承認を求める件」は、市長の説明により新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した支援策の詳細が伝えられた。
市長の三浦源吾氏は、7,328万円の追加補正により、135億5,077万5,000円の予算を確保したとされた。
この補正には事業者支援を中心とした施策が含まれるため、田端卓司議員は「必要な支援となるか」と質疑を行った。
また、第64号議案において新庁舎建設に伴う工事費増額が3億3,636万3,000円であることが報告され、質疑の中で関連費用の内訳が詳しく説明された。さらに、教育長の給料に関する特例条例が提案され、厳しい財政状況を受けての減額が求められることも報告された。
議会では、議員全員の賛成により第63号および第64号議案が可決されたことが記録されている。
議会は自身の意見と市民への支援の重要性を重視し、さらなる審議に向けて準備を進めている状況である。
最後に、教育長の弓倉正啓氏から新任の挨拶があり、教育の現状や市民に対する思いが述べられ、今後の教育行政に対する期待が寄せられた。議長は、会議の終了を告げ、次回は12月6日を休会とすることが決定された。