令和元年9月の瑞穂町議会定例会では、さまざまな課題が議論されました。
その中で「高齢者の聞こえのバリアフリーについて」の問題が取り上げられ、重大な意義が確認されました。
大坪国広議員は、65歳以上の高齢者の難聴率の高さが認知症のリスク要因であることを強調しました。特に、補聴器の価格が高く、公共支援が不十分である現状は大きな課題です。
杉浦裕之町長は補聴器使用の重要性を認識しつつ、早期発見のための検診窓口設置については慎重な姿勢を示しました。地域の健康を保障するため、より迅速な対応が求められています。
次に「プラスチックごみ削減の取り組みについて」の議論が行われました。
大坪議員はプラスチックごみ問題の深刻さと、町内の取り組みの重要性を指摘しました。杉浦町長は、公共施設での食品トレイ回収ボックス復活の必要性を否定しつつ、ではあっても地域参加型での取り組みが重要だと述べました。ですので、町民が積極的に参加できる環境作りが欠かせません。
さらに、「買い物弱者対策について」の質疑があり、特に高齢者が買い物に困難を感じている現実が語られました。小川龍美議員は、買い物弱者への支援をより強化するよう提案しました。町としても、地域の民間事業者との連携を進め、今後の支援策を模索する考えを示しました。
さまざまな施策が展開されつつ、高齢者や地域の健康を守っていくことが強調され、地域全体での対応の必要性が確認されました。