令和3年8月2日に開催された全員協議会では、複数の重要な議題が取り上げられた。特に「みずほまる」の活用や新型コロナウイルス関連の各事業についての議論が行われた。
「みずほまる」の活用について、企画課の宮坂勝利氏が説明した。その中で、開催されたワークショップの内容が紹介され、参加者からのアイデアが多く寄せられた。オリジナルグッズやPR商品の開発が検討されており、文房具やぬいぐるみなどが人気であるとした。また、使用ガイドラインの策定が急務であり、町としての取り組みを進めることが強調された。
新型コロナウイルス感染症対策事業費補助金については、子育て応援課の石川修氏が説明を行った。補助金の目的は、町内の保育施設等が感染症対策を実施するための支援であり、各施設には最大50万円の補助が行われる。国と町でそれぞれ費用を負担するという側面も含まれており、施設への経済的支援が重要となる。
敬老事業については、高齢者福祉課の並木照子氏が説明した。敬老金の支給やイベントの実施について言及し、特に今年度は新型コロナウイルス対策として実施方法の見直しが必要であるとのこと。郵送にて敬老金を贈呈する方針や、出席者数を制限することについても説明された。
新型コロナウイルスワクチン接種事業では、健康課の水村探太郎氏が最新の状況を報告した。高齢者の接種率が高まり、予約率も80%を超えている。町全体としての接種目標に向けた着実な進捗があるとし、今後も感染症対策として万全を期す必要があるとした。
さらに、コミュニティバスの運行についても説明があり、運行コースや停留所の位置と数が決定されていることが報告された。バスの乗車定員や運行ダイヤも考慮され、町民に利用しやすい交通手段としての確立を目指すとした。
最後に、議会運営に関する協議も行われ、決算特別委員会や新しい委員会の設置に関する意見交換が活発に行われた。議員たちは新型コロナウイルス感染拡大に配慮しつつ、効率的な運営を重視する姿勢を示した。全体として、町民に寄り添いながら、様々な事業の推進が期待される。