令和4年第4回瑞穂町議会定例会が開催された。
今回は、主に複数の給与に関する条例改正と補正予算が議題となる。
町長の杉浦裕之氏は、議案を提出し、改正の理由を説明した。
この中には、一般職の任期付職員や特別職、教育長の給与について、東京都人事委員会の勧告を受けた骨子が含まれている。
具体的には、議案第86号から89号にかけて、期末手当や勤勉手当の支給割合が引き上げられる内容であった。
これに対する質疑は行われ、村山正利議員が該当職員数について確認したが、関連する職員はいないとの回答があった。
その後、全ての給与関係議案は一括で質疑討論が行われ、特に異議なく可決された。
続いて、令和4年度の一般会計補正予算について審議された。
杉浦町長が、歳入の補正として基金繰入金を2600万円増額する旨を説明した。
この補正は、原油価格や物価高騰への対策として中小企業者への補助金も含まれている。
質疑では、下野義子議員が補助金の対象事業所数について確認し、推算として800件の申請を見込んでいるとの回答を受けた。
討論を終え、議案第90号も原案通り可決された。
この日程には、瑞穂町議会委員会条例の改正も含まれており、新たに広報広聴委員会が設置されることとなった。
この案件も議会運営委員会から提案され、特に質疑もなく可決された。
さらに、陳情に関する複数の案件についても継続審査が決定した。
特に、陳情第13号ではアスベスト被害解決に向けた国への意見書提出が求められ、これも継続審査とされた。
最後に、杉浦町長からの閉会挨拶が行われた。
町長は、令和4年を振り返り、経済情勢や新型コロナ関連の厳しさを述べる一方で、引き続き皆の生活を支えるための施策を迅速に実施していくと強調した。
年末の忙しさに注意し、感染対策の重要性を訴え、希望に満ちた新年の到来を祈念して締めくくられた。
以上で全ての議事が終了した。