令和元年12月13日、瑞穂町議会において全員協議会が開かれた。議長の古宮郁夫氏が開会を宣言した後、町長の杉浦裕之氏が挨拶し、主な報告事項として、長期総合計画策定経過、都市計画マスタープランの改定、図書館の改修事業などが挙げられた。
長期総合計画に関して、宮坂勝利企画課長は審議会が設置され、住民意識調査を実施した結果を報告した。森亘議員がこの計画に対する住民の意見聴取の具体的な分析について確認したところ、宮坂課長は年齢や地区別のデータも分析中であると答えた。
次に、古川実都市計画課長が瑞穂町の都市計画マスタープラン改定について説明した。現行プランが約19年前に策定されたものであり、今後の社会情勢の変化に基づき見直しが必要との見解が示された。たくさんの意見が出されたが、今後は住民と連携を深めていくことが求められている。
また、狭山池緑地の土砂災害復旧状況について田島等建設課長が詳細に説明。台風19号の影響で崩落した土砂に関しては、復旧作業やボーリング調査についての内容が共有され、作業の進捗状況が確認された。
図書館改修事業については町田陽生図書館長が住民参加型のワークショップを通じた意見収集の結果を紹介。参加者からは図書館の機能やレイアウト改善に関する貴重な意見が寄せられた。
さらに、佐久間裕之社会教育課長が「町民体育祭」の展望と新たな体育祭の必要性について触れた。町内の多様な意見を反映し、町及び教育委員会が主催する新たな祭典へと改変していく考えが説明された。