令和2年3月4日に開催された地元瑞穂町議会の定例会では、複数の補正予算が審議され、可決された。
特に注目されたのは、令和元年度一般会計補正予算である。こちらの補正額は約5億8,789万円に上り、全体の予算は165億8,232万円となる見込みである。歳入の減少主要な理由として、法人町民税が減額される一方で、たばこ税の増額があると宮坂勝利企画課長は説明した。
また、国民健康保険特別会計においても、補正予算が行われ、歳入を38億3,210万円に追加する手続きが承認された。特に目を引いたのは、療養給付費等が増えた影響で、補正額は約4,528万円であると大井克己住民部長は述べた。
福生都市計画に関連する特別会計についても、補正予算が設けられた。その内容によると、補正前の額から860万4,000円を追加し、歳入合計は15億4,275万6,000円になるという。村山俊彰都市整備部長は、保留地の処分が手続きを進めた結果、売却金額が確定し、歳入に寄与したことを説明した。
さらに、瑞穂町の下水道事業に関する特別会計でも補正予算が議論された。補正額は減額され、歳入が11億1,244万9,000円に達する見込みである。特に、公共下水道事業の委託料が減額されるとのこと。
このように、多岐にわたる補正が行われる中で、特にコロナウイルス影響を想定した事業者支援に向けた予算計上が今後も重要視されるであろうとの議論が行われた。議員らは、各施策が円滑に進むよう、積極的に意見を交わし合った。