令和3年第1回瑞穂町議会臨時会が、2021年5月12日に招集され、各議案の審議が行われた。この会議では、町長の挨拶から始まり、7件の議案が提出された。
特に注目すべきは、議案第38号と第39号、いずれも専決処分の承認に関するものである。杉浦裕之町長が、瑞穂町税賦課徴収条例および瑞穂町都市計画税条例の一部改正について説明した。これに対して、住民部長の野口英雄氏は、地方税法改正に基づく緩和措置を行う内容を細かく報告した。
また、会議中には、新型コロナウイルス感染症対策の進捗についても触れられ、杉浦町長は「ワクチン接種に全力で取り組んでいる」と述べ、必要な施策を継続して町民の生活を支える姿勢を明らかにした。
議案第40号から第44号に対しても、特に令和2年度および令和3年度予算の補正が多く、さまざまな内容が議論された。議案第41号では、国民健康保険特別会計の補正予算が承認された。さらに、議案第42号の一般会計補正では、感染拡大防止対策事業補助金が増額され、社会福祉施策が強化される見通しだ。
加えて、議長と副議長の辞職が行われ、新たに議長に古宮郁夫議員が選任された。古宮議員は「住民の期待に応える議会活動を推進する」と強調した。