瑞穂町の全員協議会が令和3年10月27日に開催された。
主な議題には、武蔵野コミュニティセンターの空調機改修、新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗、感染防止対策の補助金、図書館サービスの拡充などが含まれる。
初めに、武蔵野コミュニティセンターの空調機改修について、峯岸清地域課長が以下のように説明した。空調機は20年前に設置され、令和3年6月に故障が発覚した。修繕を試みたが部品がなく、交換を決定。予算は275万円の設計委託料と約3,700万円の工事費を見込んでいる。この工事は地区会館を利用していただく形で進めるとのことだ。
続いて、新型コロナウイルスワクチン接種事業について、水村探太郎健康課ワクチン接種事業担当主幹が状況を報告。10月25日時点で、1回目の接種率は83.70%、2回目は77.52%に達した。11月末には最終接種枠を用意する方針で、全体的な接種率向上を図っている。さらに、追加の接種体制も整備するとのことだ。
また、瑞穂町中小企業者等への感染防止対策補助金について、長谷部康行産業課長からの説明もあった。補助金は10分の10で最大3万円を見込んでおり、申請は今後開始される予定である。
改修後の図書館サービス拡大については、町田陽生図書館長が具体策を提示した。宅配サービスや祝日開館の本実施が計画され、貸出冊数の拡大、登録期間の見直し、館内整理日の固定化などの施策が進められる。特に宅配サービスの対象者には、来館が難しい町民が含まれることが強調された。
続いて、村上議会運営委員会委員長が、令和3年第4回定例会の運営について報告した。一般質問の時間や傍聴者数の制限についても述べられ、今後の新型コロナウイルスの状況を踏まえ、柔軟な運営を続ける意向を示した。「今後新型コロナウイルスの動向によって、運営も協議していく」とのこと。
最後に、各種報告が行われ、重要課題についての意見交換がなされた。今回の会議では、町の施策に対する具体的な進捗が報告され、今後の取り組みに期待が寄せられている。