令和4年6月14日、瑞穂町議会にて全員協議会が開催された。議題には新型コロナウイルス感染症の影響や地域の発展に関わる重要な項目が挙げられ、詳細な説明が行われた。
まず、杉浦裕之町長は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について」の説明を行った。財政課長の早津貴行氏は、国の予算から1兆円の交付金が確定したと報告。「この交付金を生かし、地域の生活支援を強化する」と述べている。
次に、長谷部康行産業経済課長から「みずほまるナンバープレートデザイン選考結果について」の報告があった。このデザイン選考には53作品が応募され、最優秀賞は地元の小学校6年生の女子による作品が選ばれた。彼女の作品は108票を集め、地域のPR活動に貢献することが期待されているという。
続いて、工藤洋介健康課長が「新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗について」を発表した。6月6日時点での接種状況として、1回目接種は26,632人、2回目接種が26,422人、3回目接種者は20,099人とのことで、3回目の接種率は67.45%に達している。特に、20~30代の接種率が低い状況にあり、さらなる接種促進が必要とされている。
次に、下水道課長の岡田弘喜氏が「長岡1号幹線布設工事について」の進捗状況を報告した。今後3年間の計画で進行中のこの工事は、雨水排除のために必要であるとされ、安全な住民生活を確保する目的がある。一方で、工事の予算については46億1,470万7,000円で、国の補助金が約15億8,912万2,000円を見込まれている。
また、利用者支援事業(特定型)については、石川修子育て応援課長が説明を行った。これは保育サービスの利用を促進するための支援事業であり、町内の未就学児を持つ家庭を対象とする。この支援業務には、保育士資格を持つ担当者が配置され、相談業務がスムーズに実施される予定だとのこと。
この日議論された各テーマは、地域発展や住民福祉の向上に向けたものであり、議員らの積極的な意見交換が行われた。最後に、次回の全員協議会の日程も確認され、今後の進展が期待される。