瑞穂町は、令和4年12月14日に全員協議会を開催した。
新型コロナウイルスワクチン接種事業や令和4年度普通交付税の再算定に関する重要な報告が行われた。
まず、新型コロナウイルスワクチン接種事業について、工藤洋介健康課長が接種状況を報告した。接種率や対象者数は資料に基づき説明された。
特に、冬休み期間における小児接種の実施が計画されており、町民の接種を促進する施策が進んでいる。
工藤課長は、接種後の副反応についても言及し、アナフィラキシーに関する症例数は発生していないとし、現在、5件の健康被害が審査中であると説明した。
次に、早津貴行財政課長が令和4年度普通交付税の再算定結果を報告した。瑞穂町は新たに交付団体に転換され、金額は4,613万5,000円となった。
これは、国の補正予算成立を受けた結果であり、町の財政に寄与する見通しだ。
さらに、瑞穂町いじめ問題調査委員会の報告も行われ、議会はこの項目を秘密会として扱った。各委員からの意見や質問は、町の教育方針や調査の透明性に関連して議論され、今後の対応が求められている。
また、令和5年第1回定例会の会期予定や、みずほまちなか会議の日程についても説明があり、町民の参加が呼びかけられた。特に「町の活性化にむけて」というテーマが掲げられ、サブタイトルとして「みなさまのアイデア大募集」が設けられた。下澤章夫副委員長や森亘委員長から具体的な日程が発表された。
議会の運営方針に関する協議も行われ、次回の全員協議会の日程が確認された。次回は令和5年1月24日予定であることが報告され、議員らのさらなる協力が期待された。
全体として、瑞穂町の行事や施策が町民との連携を重視して進められている姿勢が強調され、透明性の確保と情報共有の重要性が確認された。