令和3年第1回瑞穂町議会定例会が開催された。
この会議では、コロナウイルス感染症の拡大防止を目的としたさまざまな対策が議論され、特に医療従事者のワクチン接種や地域密着型の支援が強調された。
杉浦町長は、コロナ禍において「ワクチン接種を急がなければならない。地域の健康を守るためにも、町民一人一人が協力して欲しい」と述べた。また、現在の感染者数についても情報共有を行い、次の重要なステップとしてワクチン接種推進の必要性を訴えた。
さらに、自治体が推進する男女共同参画社会についても、男女平等の実現に向けた具体的な施策が求められた。町内の審議会での女性参画比率が依然として低い現状が指摘され、町長は「目標とすべき30%を達成するために、各課と連携しながら取り組む必要がある」と強調した。
また、横田基地内の感染拡大が周辺住民に与える影響についても議論が行われ、米軍の取り組みと町民の協力が必要との認識が示された。町長は「基地の司令官と連絡を取り、適切な対策を求める」と述べ、地域を守る意気込みを再確認した。
今後の主な施策としては、感染症対策に伴う経済復興、地域共同体の強化、コロナ禍で困難を極める企業や施設への支援策を実施することがあげられる。町は、このような施策を通じ、地域経済の復活と住民の生活の安定に向けて尽力する方針を示した。