令和5年5月15日、瑞穂町議会議場において、令和5年第1回瑞穂町議会臨時会が開催された。新たに当選した町議員たちが出席し、議長や副議長の選挙、常任委員会委員の選任などが議題に上がった。特に、町長の杉浦裕之氏は、今回の会議で町の施策について触れる重要な挨拶を行った。
杉浦町長は挨拶の中で、5月5日に発生した石川県能登地方を震源とする地震に言及し、被災者へのお見舞いを述べた。また、議会の初会合であるため、当選議員への祝辞も交え、町の発展に向けた協力を呼びかけた。
議題の一つとして、新たな議長選挙が行われ、山崎栄議員が14票を獲得し当選した。山崎議員は議長に就任後、議会運営への意欲を示し、地域と議会との距離を縮める努力を強調した。
また、副議長には森亘議員が選出され、町民とのコミュニケーション向上に向けた取り組みの重要性を語った。この議会では、特に地域住民の声を聞き、施策に反映させることが重要視されている。
議会運営に関しては、常任委員会の設置や各委員長、副委員長の任命が行われ、これら委員会が今後の議会運営における中心的な役割を担うこととなる。具体的には、厚生文教委員会、総務産業建設委員会、および広報広聴委員会が設置された。
さらに、会議の中では、今年度の施策とその進行状況についても報告された。子育て支援に力を入れ、生活支援特別給付金や教育施策に関する施策が新たに導入される。また、税賦課徴収や都市計画税条例の改正も提案され、承認を得た。
閉会に向けて、杉浦町長は今後の行財政運営の方針を再確認し、瑞穂町の発展に向けて住民との協力が不可欠であると強調した。議会は、来月の定例会に向けて準備を進めることとなった。