令和3年12月2日、瑞穂町にて全員協議会が開催された。
この協議会では、令和3年度給与改定及び子育て世帯への臨時特別給付金に関する議題が中心に取り扱われた。町長の杉浦裕之氏は、出席議員に対し、最近の進捗とともに新型コロナウイルスワクチンの3回目接種についても言及した。
協議事項の一つ目として、給与改定について小作正人総務課長が説明を行った。東京都人事委員会からの勧告を受け、例月給は改定を見送り、特別給は0.1ヶ月の引き下げがなされるという方針が示された。これにより、特別職や一般職を対象に適用するとのことだ。
杉浦町長は、本改定に伴う条例を来る12月14日の議会に上程する旨を伝えた。引き下げ分は令和4年3月の支給に反映される予定である。議員らからの質疑は特になく、了承が得られた。
次に、石川修子育て応援課長は、子育て世帯への臨時特別給付金について説明した。この給付金は新型コロナウイルスの影響を受けた家庭を支援する目的であり、支給対象者は令和3年9月分の児童手当を受け取る世帯である。支給対象児童数は5200人を見込んでいる。具体的には、令和4年の1月上旬以降に金融機関口座に振り込まれる計画である。
また、小川典男議員からの国における住民税非課税世帯への現金支給に関する質問もあったが、福島由子福祉部長は、詳細な情報はまだ入手していないと述べた。
さらに、健康課の水村探太郎氏が、新型コロナウイルスワクチンの追加接種について報告した。接種券は12月22日に対象者に発送され、次回は接種券を段階的に配布すると説明した。相互乗り入れによる接種日程の確保や、町内での個別接種再開の予定も伝えられた。
本議会の最後に、参加者から特段の異議もなく、協議事項はすべて終了した。全員協議会は午後3時43分に閉会した。