令和3年12月14日に瑞穂町で開催された全員協議会では、幅広い議題が議論された。この中には、町の公式キャラクター「みずほまる」を用いたナンバープレートの公募についてや、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況、耐震改修計画の改定報告が含まれていた。
特に注目を集めたのは「みずほまるナンバープレート」の公募についてである。町の活性化を目指し、参加者からの提案を踏まえ、デザインを公募することとなった。このデザインには地域愛を促進し、町の魅力発信を兼ねている。企画課長の宮坂勝利氏は、この公募によって多くの地元への愛着心を育む期待を寄せた。ナンバープレートの制作は限定1,000枚とし、住民投票を経て最優秀作品を決定する方針である。
次に、瑞穂町耐震改修促進計画の改定報告が行われた。住民部参事の亀山淳氏は、計画の主要改定内容を説明し、持続可能な都市の実現を目指すことが示された。特に、滋賀県の長期総合計画との連携を重視し、これに基づく目標を設定することが強調された。
新型コロナウイルスワクチン接種事業について、健康課ワクチン接種事業担当主幹の水村探太郎氏は、接種状況や今後の予定を詳述した。12月6日現在、1回目の接種率は86.07%、2回目は85.12%であり、全町民への接種が進捗していることが報告された。また、接種券の発送や予約方法についても説明が行われ、3回目の追加接種についても準備が進められている。
このように、協議会では地域活性化や災害対策、ワクチン接種の進捗等、町民生活に直結する重要な案件が多々議論され、町全体の発展に寄与する方針が確認された。議会の今後の動向にも期待が高まる。