令和2年第2回塩谷町議会定例会が6月3日、午前10時に開催された。
出席者は12名で、議事は順調に進行した。
議長は最初に、会議録署名議員の指名を行い、大嶋晴宏議員と君嶋恒夫議員が指名された。
会期は6月3日から6月5日までの3日間に設定された。
この間に、議案審議や一般質問が行われる。
議案は一括上程され、審議は逐条審議とされることが合意された。
町長の見形和久氏が議案の説明を行った。
彼は新型コロナウイルス感染症対策について説明し、感染者数が最近減少していることを報告した。
また、町内の学校は通常登校を開始したことも伝えた。
提出された議案は32件であり、主な内容は2020年度の一般会計補正予算や税条例改正である。
議案第1号は令和元年度の一般会計補正予算に関するもので、災害復旧費を増額し、関連経費全体を調整した。
提出された議案の中には、国民健康保険税条例や固定資産評価審査委員会条例の改正が含まれている。
これらの改正は、新型コロナウイルスに伴う外部要因を含むもので、具体的には収入や支出の減額が求められている。
また、町内の新しい施策として、子育て世帯への特別給付金の支給が決まった。
対象は約1,000世帯を見込んでいるとの説明があった。
次に、陳情の委員会付託についても進められ、2件の陳情は総務産業建設常任委員会に付託された。
その後、各議案の質疑に移り、議員から具体的な質問がいくつか出された。
特に、税務課長の齋藤紀代美氏には資産に関する案件の件数について質問があった。
最後に、議案の多くは賛成を得て可決され、町議会は活発な議論を展開したことが評価された。
会議は無事に散会した。