令和2年第5回小山市議会定例会が、12月23日午前10時より開議された。
本日、会議では議案第93号から第100号まで及び第102号から第115号までの22議案が一括議題とされ、各所管委員長からの報告が行われた。特に議案第100号は小山市手数料条例の一部改正に関するもので、小林 功総務部長は「証明書1枚の手数料が200円となり、項目数が8項目まで記載できる。」と説明し、市民の負担軽減につながると述べた。
さらに、議案第94号から第96号まで及び第103号から第109号までは、民生常任委員会が付託された11件の議案が原案通り可決された。森田 晃吉民生常任委員長は「介護保険のシステム改修は法改正に伴うもので、改修の必要性を強調した。」
また、追加議案の議案第116号についても市長による予算総額882億円への補正予算案が承認された。坪野谷 統勇総合政策部長は「新型コロナウイルス対応のための施策を実施する準備が整っている。」と述べた。
一方、陳情については、核兵器禁止条約への参加を求める件について不採択となり、平野 正敏議員が反対討論を行った。「核兵器禁止条約の早期発効を求める声が高まっているが、本市として積極的に意見書を提出すべきだ。」と強調した。