令和4年第1回小山市議会定例会が開催され、数々の重要案件が審議されました。議案第1号から第36号までの提案があり、それぞれに質疑及び討論が行われました。
議案第1号から第32号まで及び第35号については、各所管の委員長から審査報告がなされ、原案通り可決されました。特に、国民健康保険税条例の改正については、多くの議員から賛同の声が上がりました。執行部は、財政調整基金からの繰入を増やすことで、国保税を軽減する方針を示しました。
次に、陳情については、所管委員長から報告され、閉会中も継続して審査することが決まりました。また、議案第36号については、国家公務員の給与改定に基づく職員の給与に関する条例改正が提案され、多くの賛成票を集めて可決されました。
さらに、議第1号「小山市議会会議規則の一部改正」も上程され、女性をはじめとする多様な人材の議会への参画を促進するための条項が新たに設けられました。これにより、出産や育児、介護などの理由による欠席が明文化され、議員活動の支援が強化されることが期待されています。
また、議第2号として「ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議」が提案され、即座に決議が採択されました。議員たちは国際法違反としてロシアの行動を強く非難し、国際秩序の維持を訴えました。
最後に、各委員長からの報告に対し、質疑が行われ、必要な場合は閉会中の継続調査が行われることが承認されました。市議会は令和4年度の新たな取り組みに向け、着実に前進しています。