令和元年第2回小山市議会臨時会が5月16日に開催され、議長、副議長の選挙が行われるなど重要な人事案件が審議された。
臨時議長に就任した安藤良子議員が、議会の開会を宣言し、けなげな成果をあげた前回の選挙結果に対する祝辞を述べた。この選挙で当選した議員たちに、郷土小山市のさらなる発展への期待が寄せられた。
市長の大久保寿夫氏も挨拶を行い、小山市の様々な資源の強化を通じて、活性化を促進する意向を示した。特に「小山を創る」という政治理念を掲げ、3つの施策を進めることを力強く表明した。
議長選挙は指名推選方式で行われ、福田洋一議員が新議長に選出された。福田氏は、信頼される議会の構築に向けて全力を尽くし、議員との連携を深める意気込みを示した。
また、副議長選挙では植村一議員が当選し、議長を支える役割を担うことになった。議会運営委員も選任され、委員長には山野井孝議員が就任した。
続いて、議案の審議に移り、小山市税条例の一部改正や監査委員の選任などが提案された。市長からの説明を受け、議案は審議され、予算審査や委員会の設置に関する合理的な手続きが進められた。特に、税条例の改正では、ふるさと納税に関連した内容が強化されることが特徴であった。
議会広報委員の選任も決定され、透明性の高い情報発信が求められる中、議会としての姿勢の強化が図られた。議会全体が新たなスタートを切る意味でも重要な一歩となった。
最終的に、全ての議案が承認され、令和元年第2回小山市議会臨時会は順調に閉会した。議会運営にあたり、議員や執行部各位の協力に感謝を示す閉会挨拶が行われ、今後のさらなる発展が期待されている。