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小山市議会、空き家問題や外国人支援を議論

令和元年第3回小山市議会にて、空き家問題や外国人住民の支援策などが議論され、各議員が市議会選挙の結果を受けた市民の声を反映した。
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令和元年6月10日、コウヤ小山市議会は定例会を開催した。

議会では、市政一般質問及び議案質疑が行われ、多くの課題が協議された。

特に注目を浴びたのは、多くの市民から指摘されている空き家問題である。細野大樹議員は、自身の関心と経験に基づき、市内の空き家率や高齢者世帯の現状について質問した。

大久保寿夫市長は、空家等対策計画を策定しているとし、空き家率は1.4%に達し、地域によっては小山地区1.8%、間々田地区2.1%と高い値を示していると述べた。

また、ひとり暮らしの高齢者世帯は全体の12.6%とのデータも提示した。細野議員は、これに基づき空き家の発生防止策を提案した。新たに出現する空き家が将来の課題になることを強調し、さらなる分析を求めた。

次に、外国人との共生社会の構築についても質問が上がった。加藤賢一副市長は、小山市に在住する外国人数が7038人である事を報告した。

これに伴い、外国人への様々なサポートが必要であるとの意見も寄せられ、細野議員は外国人婚姻件数や外国人夫婦の出生者数についても触れた。

市の対応として、妊娠や授乳期を迎えた外国人母子への支援体制が整備されていることが報告された。

最後に、片山照美議員が提起した障がい者福祉ガイドの配布についても、広く活用する工夫を求める声があった。市長は冊子の配布を拡大し、障がいのある方ふるい世帯に行き渡るよう努めることを約束した。

さまざまな重要課題が浮かび上がる中で、議員からの多様な視点による質疑が行われた。市議会は今後も市民の声を反映し、さらなる改善に向けた取り組みを進める考えである。

議会開催日
議会名令和元年6月小山市議会定例会
議事録
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