令和5年第2回小山市議会臨時会が5月16日に開かれ、議長選挙や副議長選挙などが行われた。
新議長には篠崎佳之議員が選出され、議会の円滑な運営を誓った。他にも副議長や各常任委員会のメンバーが決定され、市政運営の基盤が整ったとも言える。
篠崎新議長は自身の就任挨拶の中で「議会運営に当たり公平公正を心がけ、豊かな小山市づくりに邁進したい」と述べ、議員全体での協力を強調した。新たに副議長に選出された小林英恵議員も、「市民に寄り添う開かれた市議会運営を目指す」と意気込みを語った。
選挙管理委員の選任や議会運営委員の選任についても適切に議論され、各議員が議会の円滑な運営に向けて責任を担うことが決定された。
また、今回の臨時会では、議案第36号から第41号までの人事に関する議案が提出され、特に監査委員の選任について議会の承認を得た。市長の浅野正富氏は「市民の安全と安心を守るために、監査行政が重要である」とその理由を説明した。
議案にはそれに続く生活支援における新たな補正予算も含まれ、急激な物価上昇に対応するための施策が示された。市長は「特に低所得の子育て世帯を支援するための補助金を設ける」と具体的な施策に言及し、議会からも賛同を受けた。
この臨時会を経て、新たな議会の体制が整い、今後市はより一層の発展を目指す姿勢を強調した。議員たちはこれまで以上に市民への責任を果たすために取り組みを続ける意向を示している。
小山市の利便性を高めるため、引き続き各議員が市民のニーズに応えていく姿勢が求められている。