令和4年第4回小山市議会臨時会が10月31日、開催された。
議会は新井博之事務局長が出席議員数の報告から始まり、高橋栄議員と大木英憲議員の欠席が伝えられた。
福田洋一議長は開会に際し、挨拶を行い、令和4年度一般会計補正予算案が上程されることを紹介した。議事は日程第1の会議録署名議員の指名から進行し、渡邉一郎議員と渡辺一男議員が指名された。
日程第2では、会期が本日1日と決定され、特に異議はなかった。福田議長は日程第3、議案第73号の上程に移り、浅野正富市長が補正予算の概要について説明を行った。この予算は、14億7,615万円の増額が見込まれ、総額は696億9,992万円となる。
吉澤安総合政策部長が補正予算の意義を説明。国の価格高騰に対する住民支援や新型コロナウイルス感染症の影響への対策が強調された。特に、住民税非課税世帯への緊急支援金給付、社会福祉及び医療機関への支援が挙げられた。
質疑応答では、小林英恵議員がインフルエンザ予防接種費用助成について具体的な詳細を求め、保健福祉部長の小林典子氏が、来月から施行することを説明した。
また、苅部勉議員は支援制度の周知方法に関する疑問を提起し、古川市民生活部長が多角的な周知戦略を述べた。特に、市民に向けた情報はSNSなどを通じて発信する予定が説明された。
その後、議案第73号についての質疑があり、採決が行われた。結果、原案通り可決された。
最後に福田議長が閉会の挨拶を述べ、議員及び執行部の協力に感謝の意を示した。これにて令和4年第4回小山市議会臨時会は閉じられた。