令和3年第2回小山市議会定例会が開催され、重要な議案が一括議題として審議された。議長の福田洋一議員は一身上の都合により辞職し、新たに福田議長が選任された。議会では、議案第54号から第64号までの5つの重要議案が報告され、質疑及び討論が行われた。特に、議案第55号の小山市介護保険条例等の一部改正が重要な議題として取り上げられた。
市民への影響に関する質疑があり、執行部からは「本改正による直接的な影響はない」との回答があった。続けて議案第56号は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた職員の特殊勤務手当について説明がなされ、条件が明示された。決議の結果、全ての議案が原案通り可決された。
また、陳情の件では、加齢性難聴者の補聴器購入援助に関する陳情が提出されたが、不採択とされた。議長辞職に続いて新しい議長が選出され、引き続き副議長選挙も実施された。議長に福田洋一議員が再選任され、副議長には橋本守行議員が選ばれた。
議会の透明性と効率性を保つため、常任委員と委員会の選任も行われた。決算審査特別委員会が設置され、さらなる調査が実施されることが決定された。小山広域保健衛生組合議会議員の候補も指名し、選挙が実施された。議会は今後、審査特別委員会を通じて市政の監視・評価を行う方針をています。最後に、議会運営委員及び議会広報委員も選任され、今後の議会活動の強化を目指している。