令和5年第3回小山市議会定例会が6月8日に開会し、様々な議題が審議された。
最初に行われた市政一般質問では、議員から新型コロナワクチン接種に関する質問が上がった。特に、ワクチンによる健康被害が増加しているという懸念が示され、生活保護制度における外国人住民の受給状況についても情報が求められた。また、小山市内在住の外国人の増加についても議論され、地域社会との関係や課題について深掘りが行われた。
質問者の鶴見貴弘議員は、新型コロナワクチン接種による健康被害の申請手続きに時間がかかる現状を指摘し、市における今後の取り組みを求めた。返答に立った浅野正富市長は、健康被害救済制度を介して市民が支援を受けられるよう努めていることを強調した。
加えて、外国人住民に関する議題では、外国人労働者の増加が引き起こしている課題についても掘り下げられた。今泉由美子市民生活部長は、外国人住民がどのように地域社会に関与しているかを述べ、ルールや納税義務の理解を促進するための取り組みを明らかにした。これにより、地域における共生の重要性が示唆された。
続いて、議案の審議が行われ、議案第44号から第52号までが一括で委託された。特に、生活保護に関する提案が関心を集め、様々な意見が交わされた。