令和5年2月16日、小山市議会は第1回定例会を開会した。
この会議では、令和5年度の市予算をはじめ、重要な議案が提案された。
最初に、福田洋一議長は開会の挨拶を行い、出席議員への感謝を述べた。
膨大な議案には、予算案や条例の一部改正が含まれている。
市長の浅野正富氏による市政全般に関する報告では、コロナウイルス感染症への対応が重要課題であると強調された。
市長は新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に変更されること、感染防止対策を継続していく必要性についても言及した。特に、今後のワクチン接種体制についての整備が急務とされており、市が市民へ強力な支援を行う方針が示されている。
次に、数件の質疑が行われた中で、安藤良子議員が「地域完結型医療に関する話題」が取り上げられ、具体的な意見交換が行われた。これに関して吉澤安総合政策部長は、加須市における医療効率化の施策について説明した。
また、消防本部の出動件数増加について議論が交わされ、市民の健康を守るための対策を議論したことは印象的であった。特に新型コロナウイルス感染症の影響下で出動回数が増えている点に対し、諏訪良作消防長が対応策を述べた。
会期は本日から翌月16日までの29日間に決定され、質疑や討論を経て採決が行われた後、予算案は承認された。
最後には、小山広域保健衛生組合議会議員の選挙が行われ、森田晃吉議員が当選したことが伝えられた。この議会では、地域の医療及び防災などが重要なテーマとして取り上げられたことが特徴的であった。