令和5年3月13日、足利市議会が行った定例会では、多岐にわたる議案について議論が交わされた。特に注目されたのは、令和5年度の予算案や関連条例の制定に関する案件である。
議案第3号として提出された「令和5年度足利市行政組織の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」では、行政機関の効率的な運営体系を整備するべきとの認識が示された。これに続き、議案第4号「令和4年度足利市一般会計補正予算(第10号)について」においては、法人税収の減少を補填するため、補正予算の計上が提案されている。
また、議案第15号では「令和5年度足利市一般会計予算」が審議され、市民福祉向上に向けた施策や事業の見直しが行われる意義が理解されている。特に、医療・介護関連、景観保持や環境保全にかかる支出が目立っており、地域住民のニーズに寄り添った行政運営が求められる。