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熱海市議会、令和2年度一般会計補正予算など24案件を審議

熱海市議会が令和2年度一般会計補正予算を含む24案件を審議。新型コロナ対策や感謝状贈呈に関する報告も。
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令和2年9月、熱海市議会は定例会を開催し、重要な議題を審議した。議会は30日間の会期で予定され、様々な議案が提案される中、感謝状の贈呈が行われた。これは、議員全員の提案によるもので、泉明寺みずほ議員が感謝状を受け取り、謝辞を述べた。

本定例会での中心的な議題は、令和2年度熱海市一般会計補正予算である。市長の齊藤栄氏は、この補正予算について「予算案5件、条例案2件、一般案件5件、認定案件9件及び報告案件3件、合計24案件について議員各位の御理解をいただきたい」と説明した。

また、熱海市が観光を主産業としている点が強調された。齊藤市長は「今年の夏は新型コロナウイルスの影響により、旅行やレジャーへの国民の意識が例年通りではなく、熱海市は本来の活気を示せていないことが悔やまれる」と述べた。そして、観光客の受け入れに向けた感染症予防対策の実施についても触れた。

議会では、令和元年度の決算認定についても審議が行われ、各会計の状況が詳述された。特に一般会計では、歳入総額が209億5千万円、歳出総額が200億7千万円とされ、次年度繰越財源を除いた実質収支は79,452万円の黒字であると報告された。ただし、単年度収支は赤字であり、財政運営の厳しさが指摘されている。

また、今後の財政運営については注意が必要とされ、新型コロナウイルスの影響により、自主財源が減少する見込みがあるとのこと。これに対して市長は「感染症対策と社会経済活動の両立を目指していく必要がある」と意気込みを示した。

さらに、熱海国際映画祭の管理責任についても言及し、市長は「マネジメントが不十分だったことを反省し、減給処分を考慮している」と強調した。このように本議会では、今後の市政運営における課題と解決策について幅広く議論されている。

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議会名令和2年9月熱海市議会定例会
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