令和6年6月4日、熱海市議会定例会が開会された。時議長の川口健氏は、元議長の野田敏夫氏の逝去を報告し、哀悼の意を表した。
本定例会では、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙が議題に上がった。この選挙は欠員が3名で、全ての市議会の投票結果に基づく当選者決定となる。
次に、令和6年度一般会計補正予算が説明された。市長の齊藤栄氏は、予算案に関する理解を求めた。一般会計の増額分は約5.3億円で、具体的には情報政策費と観光商工費に関連する項目が含まれている。
特に、観光戦略の一環として宿泊事業者のデジタル化推進等が目指され、地域経済の回復を図る考えが示された。市長は、ゴールデンウィークの観光客数が前年比19.2%増加したと報告し、経済回復の足掛かりとした。
また、条例案の一部改正も行われ、空家対策や家庭的保育基準の見直しが検討中。議案の採決は、次回の会議として、今後の議事進行に注目が集まる。
最後に、議案の説明が全て終了し、議事は終了した。次回は6月27日まで続く予定であり、今後の会議日程にも期待がかかる。