令和4年第3回松江市議会定例会が開催され、複数の議案が審議された。
本日は多岐にわたる議案が上程され、特に注目されるのは、松江市税賦課徴収条例等の一部改正などの重要議案である。
河内大輔総務委員長は、改正内容について「委員の任期は2年とし、所属団体と協議の上、改選を行う」と説明した。
また、議第76号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第2号)」については、多くの議員から意見が寄せられた。特に、当予算案が新型コロナウイルス対策に寄与することが期待される。
反対意見もあり、たちばなふみ議員は「中海スポーツパーク整備事業については、他地域への配慮が必要である」と指摘し、取り組みが網羅的であることを求めた。
その後、承認第13号等も全会一致で可決され、最終的には、予算案など重要な項目が承認されるに至った。
陳情第38号「インボイス制度中止について」に関しては、多数の意見が分かれた。賛成の意見では「制度導入が中小企業に負担を強いる」との主張があり、一方、反対意見では「適格請求書の発行は必要不可欠」との見解が示された。
結局、陳情は不採択となったが、この問題が今後の議論を呼ぶことは間違いない。市長もこの件に注目していると語った。
加えて、議員提出議案第4号「国民の祝日海の日を7月20日に固定化する意見書について」も審議された。
多くの議員から賛成する意見が相次ぎ、「海の日の意味を再認識する良い機会である」との声が上がった。採決の結果、意見書は可決された。
松江市農業委員会の委員任命についても審議され、古藤俊光氏が新任の委員に決定された。市長はこれについて「適切な人選である」と強調した。また、議員派遣の承認も得られた。
今後も松江市議会は、さまざまな課題に取り組み、市民のための政策を推進していく意向を示している。