令和元年第2回松江市議会定例会が開かれ、様々な重要事項が議題に挙がった。
議長の森脇幸好氏は、会議の冒頭で会議録署名議員の指名を行い、21番田中明子氏と22番畑尾幸生氏を指名したと報告した。
続いて会期の決定について議論し、会期を本日から7月9日までの21日間とすることに異議がないとの声が上がった。これに対し、議長は決定を承認した。
さらに、陳情第25号の取り下げについても上程された。松市役所新庁舎建設に関する陳情が、陳情者からの取り下げ願いに基づき、自ら承認されることとなった。この際、陳情第25号の取り下げに関して特別委員長の報告を省略する旨が述べられた。
議案については、元号改定に伴う関係条例の整理や、職員定数の見直しなど33件の議案が一括して議題とされた。松浦正敬市長はこれらの提案の概要を説明し、特に元号改めに伴う変更について詳細な説明を行った。
議第14号では、松江市指定管理者が運営する老人福祉センターの設置と管理に関する条例の一部改正が提案され、この報告も出された。高齢者の福祉を考慮した重要な内容である。
議第20号においては、(仮称)玉湯統合小学校校舎・幼稚園・児童クラブ建設工事の請負契約についても議論された。入札の結果、約28億円で契約を締結したことが報告された。
最後に、6月20日と21日は議事の都合により休会とすることが決定された。開催された会議では、議会としての重要な決定がなされ、松江のさらなる発展へ向けた方針が示された。