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松江市議会、令和元年度決算を報告

松江市議会が令和元年度決算を報告。歳入総額は1,018億円、歳出総額は1,003億円で黒字決算。特別委員会の設置と会期も決定。
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令和2年第4回松江市議会定例会が9月2日に開会した。

議長の森脇幸好氏は、会議録署名議員の指名や会期の決定から始まり、様々な議案が提案された。

会期は本日から10月2日までの31日間に決定され、異議はなかった。続いて、議案や決算の提案説明が行われた。

松浦正敬市長が議第133号から議第155号までの議案23件について、その概要を説明した。議第133号の内容は、漁業への定着を支援するための資金貸付事業に関する条例の一部改正である。議第134号は、特定個人を識別する番号の利用に関する条例改正で、法改正に伴う必要な修正を行う。

この他に、松江市立義務教育学校玉湯学園及びたまゆ幼稚園の設置に伴う条例制定が議第135号として提案され、教育政策の充実を図ることが強調された。さらに、松江市子ども医療費助成条例の改正も話題に上った。これは、子育て世帯の経済的負担軽減を目的とする。

議第139号では、松江市営陸上競技場走路等改修工事の請負契約が結ばれ、総額3億1,020万円が確認されている。

松浦市長は、特に新型コロナウイルス感染症対策として、路線バス事業者への補助経費や妊婦のPCR検査費用などを計上した令和2年度一般会計補正予算についても言及した。補正の主な内容は、総額11億399万7,000円で、予算全体を1,258億6,955万7,000円に増額することが決定された。

また、令和元年度の決算も厳かに発表された。歳入総額は1,018億3,791万6,000円、歳出総額は1,003億3,796万円とし、実質収支が13億1,988万6,000円の黒字であることが報告された。特に、法人市民税と固定資産税の伸びが顕著であった。そして、財政健全化について、実質公債費比率や将来負担比率の改善が見込まれていることが示された。

決算特別委員会の設置と委員の選任に関しても異議なく可決された。これにより、決算審査の効率的な運営が期待される。休会についても同様に迅速に終了した。

今後の松江市議会の動きが注視される。

議会開催日
議会名令和2年第4回松江市議会定例会
議事録
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