令和3年第2回松江市議会臨時会が、5月14日午前10時より開催された。
この臨時会では、議長を選出し、新たな松江市議会の運営体制を整えた。議長選挙では立脇通也議員が当選。副議長には野々内誠議員が選任された。
会期は5月15日までの2日間と決まった。議員提出の松江市議会委員会条例改正案は、会派構成の変化に伴う必要な改正として全会一致で可決された。議会運営委員、常任委員の選任も行い、各執行部と協力しながら市民の期待に応える形で運営していくことが確認された。
また、宍道湖・中海問題対策特別委員会や新庁舎建設特別委員会などが設置され、各委員の選任が完了。これにより、重要課題に対処する体制が整うことになった。特に、新庁舎の建設に向けた動きが注目される。
さらに、市長の上定昭仁氏は冒頭の挨拶で、新型コロナウイルスの影響による地域経済の立て直しに最優先で取り組む意向を表明。そして、各分野における市の取り組みについて、産業と観光の連携や子育て、福祉等の充実を図る重要性を訴えた。
最後に、松江市副市長の選任が連続して行われ、能海広明氏と星野芳伸氏の再選が決定した。これらの改編により、今後の松江の発展が期待される。議会の閉会は午後2時57分、すべての議事が終了したことをもって閉会した。