令和4年6月17日、甲賀市議会第3回定例会が開催された。
この日、様々な重要な議題が議論されたが、特に注目を集めたのが甲賀市の特産品である土山茶のブランド化や生活保護申請に関する扶養照会である。
初めに自治区の代表、総務部長は土山茶のブランド化推進の進捗について説明した。甲賀のくすりコンソーシアムが設立され、市内外に薬に関する魅力を発信していく取り組みも行われている。
また、教育面でも地域の特産品を活用した写真展や講演会が開催され、地域活性化に寄与している。
次の話題は生活保護申請における扶養照会についてであった。担当部長は、扶養照会の運用の改善に関する通知があり、DVや虐待のある場合には扶養照会を行わず、申請者の意向を最大限尊重する方針を強調した。
市民からの照会拒否に関する要望にも、きめ細やかな説明を行うことを約束し、適切な支援を行う姿勢を示した。特に、扶養義務の履行が期待できない親族に対しては照会を行わない基準が設けられたことが市の支援に大きな影響を与えるとのこと。
さらに、キャッシュレスポイント還元キャンペーンやSNSによる情報発信も強化されている。市の魅力や施策を多くの市民に知ってもらうため、今後も様々な方法で情報提供を行う予定である。
第79回国民スポーツ大会と第24回全国障害者スポーツ大会に向けた準備も進行中である。甲賀市は、施設整備を含むハード面と、バリアフリー化を含むソフト面の両方で準備に努めている。特に、障害者スポーツ大会では、バリアフリーが重要視される。
今後、成功裏に大会を運営するため、関係機関と協力し、地域住民の参加を促す姿勢が求められている。