令和3年4月21日午前9時30分、甲賀市議会臨時会が開かれた。
本臨時会は全24名の議員が出席し、合意のもと進行することとなった。議長の橋本恒典氏は、開会の挨拶で市内の桜の開花について触れ、新型コロナウイルスの影響に言及した。そして、65歳以上の高齢者へのワクチン接種券が発送されたことも報告された。
日程は様々な議案を含む。会議は会議録署名議員の指名から始まり、森田久生議員と田中喜克議員が選ばれた。その後、会期は本日1日間と決定された。続いて、報告第5号では市長の岩永裕貴氏が、甲南町での事故に関する専決処分について説明した。損害賠償額は109,679円と決定された。
甲賀市固定資産評価員の選任は、前任者の辞任に伴い行われた。新たに喜多直子氏が選任され、議会の承認を得る。議事は順調に進み、特別な質疑もなく、原案通り同意することに決定した。
また、議案第42号から第44号までの専決処分については、各議案の提案理由が市長の岩永氏から説明された。税法に伴う改正や、コロナ対策に関する条例改正が含まれ、新型コロナウイルスの影響を受けた低所得の子育て世帯への支援内容が取り扱われた。この議案も元通り承認され、全議案が可決する運びとなった。
最後に、令和3年度一般会計補正予算(第2号)が議題に上がり、予算決算常任委員会での審査結果が報告され、全会一致で可決された。これにより、本臨時会に付議された案件の審議はすべて終了したことが認められ、午前11時09分に閉会した。