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甲賀市議会が施政方針と補正予算を審議

甲賀市議会の臨時会が開かれ、市長の施政方針や令和2年度補正予算が審議された。新たな議長も選出された。
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令和2年第5回甲賀市議会臨時会が11月9日に開会された。

市長の岩永裕貴氏は、施政方針において、新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済の回復や、人口減少対策について言及した。特に、予算案について複数の人事案件をあわせて審議する必要があると強調した。

議案第110号の令和2年度甲賀市一般会計補正予算は、新型コロナに対する観光誘客を支援する内容で、信楽焼などを利用した宿泊事業者への補助が含まれている。この補助金に関して土山定信議員から質問があり、補助対象品や協力体制についての説明が求められた。市の産業経済部長の田中康之氏は、県と連携を図っていると回答した。

また、議案第111号及び第112号では、甲賀市公平委員会及び監査委員の選任が審議された。両議案とも出席全員の賛成をもって原案通り同意が決定され、法人としての運営の透明性を保つための重要なステップとして位置付けられた。特に監査委員の選任については、山本哲雄氏が再選されることが報告され、その功績が称賛された。

議長の谷永兼二氏は、議事進行を貫く中で辞職願を提出し、これを受けて選挙が行われた。新たに議長に選出された橋本恒典議員が、市政や議会改革のさらなる推進に向けて意欲を示した。副議長として選任された戎脇浩議員は、スムーズな議会運営に寄与することを誓った。

新型コロナウイルスの影響についても言及し、地域の健康な生活と地域経済の活性化について議員たちが一丸となって取り組む必要性が確認された。市長は「選ばれるまちづくり」の推進を再確認し、市民の期待に応えていくことを誓った。議事が一通り進行された後、全議事の終了が宣言され、臨時会は閉会した。市民の生活向上や経済再生に向けたこれからの市議会の取り組みに注目が集まる。

議会開催日
議会名令和2年第5回甲賀市議会臨時会
議事録
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