令和4年12月7日に開催された甲賀市議会の定例会では、多数の重要議案が審議された。
特に、甲賀市教育委員会教育長の任命に関する議案第76号と教育委員会委員の任命を求める議案第77号が採決され、全員賛成を得て無事に同意された。
さらに、甲賀市水口医療介護センター条例の改正が提案され、これには地域医療審議会の答申を基にした新しい医療体制が含まれる。
本改正の影響に関しては"西村 慧議員"が質疑を行い、利用者への影響と今後の施行スケジュールに言及した。
また、議案第79号の選挙運動に関する公費負担条例の改正も行われ、これにより、議会議員及び長の選挙運動に関する透明性が高まることが期待されている。この改正に関しても質疑が行われ、特に選挙期間中の資金使用に関する注意が求められた。
加えて、議案第80号では職員の定年に関わる条例改正も行われた。"山岡 光広議員"がその必要性と課題を質疑し、現行の制度との関係を提示した。定年が引き上げられる中で、職場環境や人事戦略の見直しが重要視されている。これにつき、具体的な職員の年齢構成の変化や採用計画についても議論された。
また、公共施設使用料の見直しに関する議案第84号と第88号では、施設使用料の見直しに伴う新たな料金体系の導入が提案され、物価高騰や施設運営における公平性を考慮した重要な議案である。これに関しても多くの質疑があり、採決の結果、新たな料金体系の導入を決定した。