令和元年6月12日、白岡市議会は第3回定例会を開催した。
この日は、さまざまな議題が議論され、その中でも特に「白岡の学校給食」や「学校給食費無料化」の問題が取り上げられた。
学校給食の実態に関する質問をしたのは、山崎巨裕議員である。
彼は学校給食の質を通じて、白岡市の教育環境を提言した。山崎議員は、自校方式の利点を強調し、「白岡の学校給食は温かく味も良いと多くの保護者が認識している」と述べた。
さらに、自校方式を協力することが市民にとって重要であり、その持続性について市に考慮を求めた。
これに対し、河野彰学校教育部長は、「自校調理方式を全小中学校で採用している」と答え、今後は更なる改善とメニューの多様化に努める意向を示した。
また、松本栄一議員は通学路の安全確保について質問を行い、地域の交通安全対策を促進するための施策を検討する必要があるとの意見を述べた。教育委員会は、交通指導員の拡充や通学路の点検を今後も継続して行う予定である。
白岡市の地域活性化関連議題においては、白岡美人プロジェクトの進展が注目されている。藤井栄一郎議員はこのプロジェクトの認知度が低い現状を指摘し、さらに認知を高める施策が必要であると提案した。市は「広報しらおか」や市公式ホームページを活用した情報発信を続け、地域活動の活性化を図っていく考えを示した。
議会は白岡市が抱える現状に対する解決策を模索し、教育環境の充実だけでなく地域の安全確保や活性化に向けた施策が話し合われた。今後も、市民とともに歩む姿勢を貫くことが期待されている。