令和6年第1回白岡市議会定例会は、様々な重要な議題が取り上げられた。特に注目すべきは、乳幼児健康診査の重要性と、5歳児に対する健康管理の必要性である。
中山 廣子議員は、乳幼児の健康診査を受ける機会が多くなった現在でも、未受診の子供が存在することを指摘した。また、彼女は、5歳児健康診査の実施が必要であると力説し、周囲の意見を引用しつつ、就学前の早期発見の重要性を訴えた。特に、発達特性を持つ子供たちが就学時に適切な支援を受けるためには、早期の健康診査が必要であると述べた。
中山健康福祉部長は、乳幼児健康診査の受診率が95%を超えていることを報告したが、未受診者に対して保健師が訪問を行い、支援を続けていると説明した。さらに、5歳児の健康診査についても国の補正予算を受けた新しい取り組みが進行中であることも伝えられた。
選挙の話題でも、低迷する投票率を改善するために新有権者に対しての証の送付を提案する意見があった。市長は、若年層の投票意識を高める施策を検討する意向を示した。
また、道路の安全に関しては、松本 栄一議員が事故多発地点の詳細な対策を質問し、各交差点の危険性を具体的に指摘した。さらに視覚的な注意喚起の必要性を強調し、「あっ!」の路面標示の導入を提案し、市の対応を求めた。市は今後の対策を検討する姿勢を示した。
そして、農業振興の重要性も伺えた。幾つかの提案がなされ、新規就農者の支援や農業塾の設立の必要性が確認された。市の農業政策は厳しい環境にあるが、担い手を育成する取り組みが具体的に進められているとのことである。