令和4年第4回白岡市議会定例会が11月28日開催され、一般質問が行われた。議題には、南小学校周辺の整備問題や市道6170号線の蓋かけ事業、さらには生活福祉資金貸付制度の現状についてなど、多岐にわたる重要な問題が取り上げられた。
特に南小学校周辺の整備問題に関して、関口昌男議員は開発行為の実態を問い、市がどのように対応しているかを強調した。その点について、白田進都市整備部長は、条例に基づき適切な立地を認めていることを説明し、最近の開発許可件数や新設住宅の状況について報告した。
また、市道6170号線の蓋かけ事業に関して、引き続き進行状況が示された。斎藤勝上下水道部長は、現在の整備状況として約280メートルの区間が完了していると述べ、今後の工事予定についても言及した。
一方で、生活福祉資金貸付制度に関しては、嶋崎徹健康福祉部長が制度の現状を報告し、特に緊急小口資金の特例貸付についての受付状況を説明した。この制度を活用した市民への支援は重要な課題として浮き彫りになった。
また、道の維持管理に関連して、側溝への蓋かけ事業についても質問があり、白田進都市整備部長は未対応の案件数が28件、延長約21キロメートル、概算事業費が2億1,000万円に達する見込みであると強調した。今後の予算配分の調整が重要な課題になることも指摘された。
このほか、子育て支援や、公園整備の重要性、PTA活動における個人情報の取り扱いについても質問が投げかけられた。特に公共交通の活性化やインクルーシブ社会の構築について、多角的に意見が交わされた。
会議の最後に、江原浩之議長は本定例会の議事を終了し、参加した議員に感謝の意を表した。今後も白岡市の発展に貢献するための取組が期待される。