白岡市議会の第3回定例会が令和5年6月5日に開催された。
今回の会議では、様々な市民の安心安全を確保するための施策が多く取り上げられた。特に新生児誕生のお祝い事業については、白岡市の特別栽培米を使った施策が注目されている。
この施策では、新生児に対して15キロの特別栽培米を給付するが、受取期限が引換券の発行日から1年以内である。この施策に対し、議員からはお米が赤ちゃんの口に入るタイミングを考慮した授与時期の変更が提案された。特に、離乳食が始まるタイミングでの受取を希望する声が上がっている。
一方、交通安全対策も重要な議題であり、特に幼稚園や小学校への通学路の状況が取り上げられた。議員からはリスクを回避し、安全な帰宅動線が確保されていることが市民に知られるよう求められた。市では歩行者の安全を確保するため、歩道に外側線を引き、その上にポストコーンを設置する計画が進められている。
難聴者に対する補聴器の助成制度も、今後の検討が求められる中で課題が指摘されている。補聴器購入に対する支援が必要であることを認識しているとのことだ。市はこの助成制度について、近隣の自治体の動向も調査しつつ進めていく方針である。
また、災害対策本部の非常用電源についても議論が交わされており、さらなる整備が検討されている。特に長期使用が可能な非常用電源の整備についても、国からの助成や協定の締結を視野に入れているという。市民の安全を確保するための備えは、常に必要不可欠である。
このような多岐にわたる施策が、市民の生活の質を向上させるために重要な役割を果たすことが期待されている。市は今後もこれらの施策を進め、市民の安心安全を守るための努力を続けていくことが重要だ。