令和5年第3回白岡市議会定例会では、さまざまな議案が審議され、市民生活に密接に関連する重要な問題が議論された。
特に、令和5年度白岡市一般会計補正予算(第4号)が議題となった。総務常任委員会の加藤一生委員長は、布施市の"電動キックボードに対する課税"について質疑応答を行い、安全面配慮を多くの議員が意識していると指摘した。報告によると、改正後は電動キックボード用の小さな標識を交付することになる。
さらに、個人番号カードの使用に関する意見書も提出された。細井藤夫議員は、マイナンバーカードに医療保険証機能を持たせる方針について議論した。特に、身体障がい者や高齢者施設に入居している方々がカードを持つことの難しさを強調した。誤った個人情報の登録が影響し、交通医療を受けられない危険もあるとの懸念が示された。議論の中で、マイナンバーカードの適切な運用が必要であり、特に申請不要での資格確認書の発行が求められることが多くの議員から支持された。
最後に、白岡市議会委員会条例の改正が提案され、議員定数の見直しが必要との意見が交わされた。その中で、議長は改正の必要性を問い、議会の運営において適切な人数が必要なことを強調した。この改正に関する討論では、議員たちがそれぞれの意見を述べ、有意義な意見交換が行われた。
最終的に、個人番号カードの運用の信頼性を求める意見書は賛成多数で可決され、市民の権利保護を求める気持ちを示した。
白岡市議会では今後も、市民の声を受けての政策提言が行われていく見込みだ。