令和5年12月20日、白岡市議会が第5回定例会を開催し、数多くの議案が審議された。
議会は、議案第75号から第100号まで、職員の定数や職員の給与に関する条例に加え、コミュニティセンターや学校設置条例の改正が議題に上った。特に、職員定数の見直しに関して、教育委員会や上下水道部の人員削減が計画されているが、「支障はない」との答弁があり、議決結果は全会一致で可決された。
また、特別職の職員や議員の報酬についても改正議案が提出され、各議案は質疑なしで通過した。議案第78号と79号については、「勤務時間の変更について、業務の効率化を図る内容」と説明があり、対応が求められた。その結果、特別職報酬に関しても、近隣市との均衡を考慮し、見直しが進められている。
さらに、令和5年度白岡市一般会計補正予算においては、物価高騰による生活支援が重点的に扱われ、特に学校給食費や水道料金の支援が議題に挙がった。藤井栄一郎市長は補正予算を用いた具体的な支援策を示し、議会も「国の支援を活用することが必要」であるとの認識を示した。
加えて、文教厚生常任委員会及び産業建設常任委員会では、それぞれの議案について詳しい検討が行われ、今後の課題として教育の在り方や地域活性化を目的とした施策が議論されている。特に学校教育の改善について、住民の意見を反映させる必要性が指摘され、その解決策が模索される状況も見られた。
最後に、今議会では、各議案が可決されるとともに、白岡市の将来に向けた重要な決定がなされ、市民への影響が期待される内容となった。議長による閉会の宣告で、議会は完全に終了した。