令和4年の白岡市議会定例会では、様々な重要なテーマについての一般質問が行われた。特に、市内小・中学校の教員配置や国民健康保険制度の問題についての議論が広がった。
山﨑巨裕議員は、リアルタイムで生じている教員不足の影響を指摘し、学校教育現場への支援が必要との意見を述べた。その中で、埼玉県での教員不足の実態を踏まえ、具体的な対策が求められる場面もあった。さらに、教員の休職や新制度の導入に関する質問もあり、問題の深刻さが浮き彫りになった。
また、大山小学校に関する議論も活発に行われた。学校の存続や児童数の減少への危機意識が強まり、教員配置の課題解決と、新たな取り組みの必要性が確認された。地域振興や子育て世代への支援を図るため、市の施策が求められる局面にあると強調された。
国民健康保険制度についても、山﨑議員が現制度の問題点に触れ、特に高齢化社会を考えると見直しが不可欠であることを訴えた。保険料の負担感について議論され、その改善に向けての施策が必要とされた。
セクシャルマイノリティに関する施策も議論の的となった。市の取り組みと今後の方針について、研修内容や啓発活動の充実が求められた。特に、性的少数者の理解促進に向けた政策が重要視され、自治体間のサービス向上が必要であるとの声が上がった。今後も、教育や地域活動において多様性を受け入れられる環境作りが重要であると強調された。
最後に、トイレ問題についても議論が展開された。多目的トイレの活用や、全ての人が利用できるような工夫が必要であるとの意見があり、今後の検討を期待する声が上がった。