令和2年第3回毛呂山町議会定例会が9月1日に開会した。
本会議では、会議録署名議員の指名が行われ、荒木かおる議員、千葉三津子議員、村田忠次郎議員が指定された。会期は本日から18日間、すなわち9月1日から9月18日までと決定された。
議会運営委員長の小峰明雄議員は、開会前に役場委員会室で行われた議会運営委員会における議事日程について報告。一般質問や議案審議のスケジュールを発表し、全議員の意見が異議なく決定される形で会期が設定された。これに関連し、今定例会では22件の案件が提案されている。
井上健次町長は冒頭で新型コロナウイルス感染症の現状について言及した。感染者数が全国的に増加しており、町内でも数名が確認された。町民や事業者への新しい生活様式の実施を求めた。町の主なイベントは中止され、教育機関では夏休みが短縮された。特別定額給付金の申請は8月17日に締切を迎え、最終的な給付率は99%に達した。
また、防災関連の事業としてハザードマップの作成を進め、新型コロナウイルスに対する支援として、町内飲食店への消毒液配付や事業者への補助金給付が行われたことが報告された。教育施策や子育て支援にも取り組んでおり、町立小中学校の給食費無償化などが実施されている。
最終的には、議案の提案に際して町長は施策の進捗を伝え、慎重な審議を要請。次回の本会議は9月2日午前9時30分に予定されている。