令和5年第2回(6月)毛呂山町議会定例会が開催された。
議長の下田泰章氏のもとで進行され、出席議員14名が確認された。この定例会は、6月1日から8日までの8日間の会期で行われることが決定した。初めに、会議録の署名議員として澤田巌議員、佐藤秀樹議員、荒木かおる議員が指名された。
長瀬衛議会運営委員長が委員会報告をし、本定例会の会期について説明。3月の本会議で決定された閉会中の継続調査を受けて開催された。有意義な議論が行われ、全員異議なく会期が確認された。
また、諸般の報告が行われ、井上健次町長からの発言もあった。町長は、「私は去る5月15日より町長の職に復帰し、今後の町政に全力で取り組む」と心構えを示した。政府のインボイス制度を巡る陳情書も提出され、町民に影響を与える可能性があると指摘された。
新型コロナウイルス対策についても触れられ、基本的感染対策が事業者の判断に委ねられる中で、町のイベント実施に際しては注意する旨が述べられた。これに加えて、令和5年度の主な町の事業に関する説明も行われ、特に定住促進事業や子育て支援事業への取り組みが強調された。
具体的には、新築住宅取得や空き家のリフォームに対し、補助金を交付する定住促進補助金事業の開始や、給食副食費の半額補助などが紹介された。これらの施策は、地域の充実を図るもので、住民の支援を受けて進められることが期待されている。
町長は「健幸づくりのまち宣言」として、健康ウォーキング事業を埼玉医科大学グループと連携して推進することを述べた。温暖化対策にも取り組み、ゼロカーボンシティの実現に向けた施策策定が計画されていることも報告された。
最後に、議会運営委員会の閉会中の継続調査についても言及し、その進捗が示された。本日の議会は全ての議題を終了し、6月5日から7日には本会議での一般質問が予定されている。