令和2年12月2日、毛呂山町議会第4回定例会が開かれ、多様な議題が討議された。
この日の主要なテーマは、町政に対しての一般質問であった。議員たちは新型コロナウイルスの影響下での生活支援策や、教育環境について積極的に意見を交わした。
特に千葉三津子議員は、健康マイレージ事業の今後について質問を行った。千葉議員は「健康づくりを支援するために、町民の参加が必要です」と述べ、町民の関与の重要性を強調した。これに対し、小泉雅昭保健センター所長は「現在健康マイレージ事業参加者は2,438人で、参加者を拡充する必要があります」と回答し、課題を認識していることを示した。
また、高齢者の移動手段に関する問題も浮上した。千葉議員は「高齢者が安心して暮らすためには、通院や買い物に対する移動手段の確保が重要です」と訴えた。大野勉企画財政課長は「町内循環バスの運行を行っているが、今後の高齢化に応じた検討が必要です」と答えた。
さらに、安全な通学路の確保についても言及された。小熊三矢子学校教育課長は「毛呂山町では通学路の安全維持に取り組んでおり、点検の結果に応じた対策を行っている」と説明した。議員たちはこの問題の重要性に共感し、さらなる取り組みを求めた。
このように、毛呂山町議会では様々な課題について活発な議論が展開され、次回の会議では更なる意見交換が期待されている。